東照宮/太田市・世良田東照宮

東照宮/太田市・世良田東照宮

太田市、新田には「世良田東照宮」がある。徳川氏発祥の地として江戸時代手厚く保護されていた。国指定重症文化財。国重要文化財も4つの(建物)と刀など2点がある。境内は広く、静か。

 

観光地としてはあまり知られていないけど、来て良かったな。

 

東照宮 灯篭と本田.JPG

 

重要文化財、鉄燈籠と世良田東照宮拝殿。

 

住 所 : 世良田東照宮所在地群馬県太田市世良田町3119番地1

 

拝観料 : 大人300円 子供100円(団体割引あり・20名以上)
拝観時間: 9:00〜16:30(4月から10月)
      9:00〜16:00(11月から3月)

 

◎北関東自動車道     伊勢崎I.Cから車で20分
◎JR高崎線       深谷駅からタクシーで20分
◎東武伊勢崎線      世良田駅から徒歩で20分(無料レンタルサイクル有り)

 

 

 

徳川家康公の先祖

 

徳川家康公の先祖は、新田氏の始祖である義重から新田荘の内、当地「世良田」 他5カ郷を譲り受けた子の義季である。
義季は5カ郷内にある利根川沿いの押切を徳川と改称し、 徳川義季と称した。
承久3年(1221)世良田郷を開発した義季は臨済宗長楽寺を開基し、世良田の義季とも称された。寛元4年(1246)頃、亡くなり同寺境内に葬られた。

 

その後、頼氏・教氏・家時・満義と後継。 次の政義・親季・有親は、南北朝時代に南朝方として活躍した。

 

しかし、9代目の親氏に至り北朝の猛勢により徳川郷を追われ同志 や一族の居所を頼りに出国。
その後、諸国を流浪の後、松平郷に身をよせ郷主在原信重に入婿し、松平親氏と称した。

 

それから7代を経て家康公は誕生した。家康公は三河一国を統一した25歳の時、松平姓から 徳川・世良田を開発した徳川義季にあやかり、徳川に復姓した。

 

また松平家二代泰親は世良田三河守、同三代信光は世良田二郎三郎、同七代清康は世良田次郎三郎、家康公第四子忠吉は世良田下野守、尾張家三代綱誠は元服時に世良田、徳川七代将軍家継は幼名時に世良田鍋松君と先祖の姓である世良田を称していた。

 

東照宮は、新田の荘遺跡の11ある国指定史跡のうちのひとつです。